執筆者:Miguel Rico

 マドリードの"テクニカル・ディレクター"フロレンティーノ・ペレスが契約する監督や選手は、すでに世界で勝利を手にしている逸材ばかりだ。しかし、フレン・ロペテギについてはタイミングが悪すぎた(契約発表のタイミングも最悪だったが)。クリスティアーノがチームを離れたあと、同じように結果が出せる監督などいるわけがない。

 ロペテギはわずか139日で職を失ったが、すべての原因はジダンとクリスティアーノ退団でしかるべき対応を取らなかったクラブにある。

 2017年にはバルサも同じような経験をした。ルイス・エンリケとネイマールがチームを去ったときだ。このときのバルサが今のマドリードと異なるのは、ネイマールの契約解除金2億2200万ユーロで積極的に補強を行ったことだ。マドリードはクリスティアーノの1億ユーロをまったく使っていない。

 その結果、新監督のエルネスト・バルベルデは、就任1年目でリーガと国王杯の2冠を達成した。使うべきときに使うことは重要だ。投資を控えたことで、さらに大きなものを失うことになる。今のマドリードが陥っている状況だ。

 

MundoDeportivo編集部

著者プロフィール MundoDeportivo編集部