執筆者:Angel Perez

「アルトゥールのプレーはまるで自分を見ているかのようだ。すばやく判断を下してすばやく動くこと。これは私がバルサのカンテラ時代から学んできたことだけど、もし他の下部組織で育っていれば、身につけることができなかっただろうね」現在アル・サッドに所属するミッドフィルダーは、インタビュアーのリカルド・トルケマダにそう語った。

「まだ若いのにアルトゥールはとても成熟している。ミッドフィルダーが最も優先すべきは中盤でボールを失わないことだ。彼を見てごらん。それをとても簡単にやっている。まだ多くの可能性を秘めている選手だ。本人もこれから少しずつ感触を掴んでいくと思う。あと20~30試合もすれば、我々は自信に満ちたアルトゥールを見ることができるだろう。私は彼がバルサの将来を担う選手だと考えている」

 アスルグラナの元キャプテンは、フィリペ・コウチーニョについてもコメントした。「コウチーニョはスーパースターだ。ディフェンスに責任を持って対応すれば、ミッドフィルダーとして計算できる。彼はイニエスタにとても似ている。共通点がとても多いんだ」

 シャビはリキ・プッチにも大きな期待を寄せている。「素晴らしい才能があるね。まさにバルサを体現する選手だ。プッチのプレーを20分も見れば、彼がバルサの選手だってことが分かる。これからチャンスを与えなければいけないが、正しいタイミングを計らなければいけない。きっとバルサで成功できるだろう。それはアレニャも同じだ」

 リカルドとのインタビューのなかで、シャビは自分が心配していることも話している。今夏、バルサがジョアン・ビラと契約を更新しなかったことだ。ジョアン・ビラは40年間にわたって育成部門で働き、今のバルサメソッドを確立した人物である。またシャビとジョアン・ビラの間には、選手と指導者の関係を超えた大きな友情も存在する。

「とても心配しているんだ」シャビはそのように話し始めた。「ジョアン・ビラはバルサの代名詞だった。チームが目指すポゼッションフットボールについて、最も豊富な知識をもつスタッフだよ。そんな重要な人間を手放すなんて、バルサは何を考えているんだろう。これからどうやって、下部組織の選手をトップチームに上げるのか。今回の件について、バルサは何の説明もしていないけど、私には本当に理解できないよ。ジョアンは知識の泉なのに」

 シャビはリオネル・メッシを良く知っている。そんなシャビでも「彼のプレーを見ると今でも驚かされることがあるよ」と言う。「思わず笑ってしまうときもある。私はバルサでのキャリアのなかで、メッシと一緒に多くのことを成し遂げた。彼ほど自分のプレーを理解してくれた選手はいないよ。レオは38歳、39歳、40歳になっても現役を続けることができると思う。その理由を説明する必要はないよね」

 最後にシャビは、セルヒオ・ブスケツがバロンドール候補に選ばれないことについて、憤りを感じていることを明かした。「ありえないことだ。彼がいるときといないときで、バルサはまったく違うチームになる。それくらい影響力を持つ選手なのに。ワンタッチプレーに関しては、世界最高の選手だと思う」

MundoDeportivo編集部

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