執筆者:Fernando Polo

 新デザインでもっとも目を引くのは、FCBの文字が消えたことだ。ギジェム・グラエル率いるバルサのブランド部門は、エスクードにクラブの頭文字を付けることにもはや価値はないと考えている。また、FCBというイニシャルが、ドイツのバイエルン・ミュンヘンと同じことも理由のひとつだ。

 新しいエスクードのもうひとつの特徴は、消えたFCBのスペースにレッドとブルーの線が伸びたことである。ラインの数は7本から5本に代わり、チームカラーがより強調されるようになった。クラブによると、縞模様の数が多くなると、それだけ鮮明度が下るという。

 伝統的に使われているボールの位置も上がり、サイズも少しだけ大きくなった。また、これまでのエスクードにあったブラックのラインも消えている。ゴールドの部分はすべてイエローに差し替えられた。専門家によると、これは近代的なイメージを与えるための変更だそうだ。

 1899年に設立したバルサにとっては11個目のエスクードになる。2002年に変更した現行デザインでは、すべてのメディアで正確に複製されるのが難しいという判断もあり、今回の近代化に踏み切ったとバルサは説明する。

 今シーズンはナイキが現行デザインで商品を生産しているため、新デザインは2019-2020シーズンから採用されることになる。ただ、クラブ施設などには承認後から少しずつ新デザインが導入されていくだろう。

 バルサは今回の新デザインプロジェクトを開始する前に、現在のエスクードをデザインしたクラレット・セライマや、ルイス・バサット(バルサの元会長候補で広告会社会長)らにも相談したそうだ。

MundoDeportivo編集部

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