執筆者:Fernando Polo
その後、バルサはちぐはぐで野心が欠如した攻撃を繰り返す。一方のレガネスは、ブタルケの声援に後押しされ勢い付いた。そして後半、1点を返された直後にピケの最悪なミスから再び失点。この試合のバルサは自滅した。
バルサの左サイドはジョルディ・アルバに代わりトーマス・フェルメーレン、右サイドはセルジ・ロベルトが先発している。1失点目は、この両サイドの責任が重い。ロベルトは腕を後ろに組んだままホナタン・シルバに簡単にクロスを許している。フェルメーレンはナビル・エル・ザールと競り合うことなくヘディングを決められた。
そのわずか68秒後、今度はジェラール・ピケがミスを犯した。ユセフ・エン=ネシリとロングボールを争ったピケは、右サイドのロベルトにパスを出そうと試みたが、その酷いキックはエリア内に留まってしまう。このプレゼントをオスカル・ロドリゲスは逃さなかった。
ジローナ戦とは対照的に、このあとピケが攻撃に参加することは無かった。自身のミスに意気消沈していたのかもしれない。

ラ・リーガ
ジェラール・ピケが犯した最悪のミス
リーガ第6節レガネス戦に臨んだバルサは、ディフェンスのミスが原因で難破した。12分にコウチーニョが先制点を決めたとき、この試合は簡単に終わると思った。おそらく、エルネスト・バルベルデのほか選手たちもそう考えただろう。しかし、良いリズムが続いたのは20分までだった。