「ポグバは偉大な選手だ」
ポール・ポグバがバルサに移籍することになれば、ピケは歓迎するとコメントした。「ポグバは偉大な選手だ。我々を幸せにしてくれる選手は歓迎するけど、まだ移籍すると決まっていないから、ユナイテッドには敬意を払わなくてはいけない。モウリーニョとポグバの関係？それは何も明らかになっていないだろう」
「リーガに集中しよう」
過密スケジュールについて、ピケは「チャンピオンズリーグのグループステージからすべての試合に出場するのは自殺行為だ」と主張した。「我々はまずリーガにフォーカスしなくてはいけない。バルサの歴史において、リーガで優勝せずにチャンピオンズに優勝したことはないんだ」
「ライバルの存在で強くなる」
「ライバルが存在してこそ自分たちも成長する」というのがピケの持論だ。「チャンピオンズとリーガでは多くが異なる。共通するのは、苦しむことで自分たちが成長するってことだ。繰り返すけど、まずはリーガで良い結果を残すことが重要なんだ」
「間違いを繰り返してはいけない」
昨シーズン、チャンピオンズリーグのホームゲームで結果を出せなかったことについて、ピケは「間違いを繰り返してはいけない」と語った。「自分が入団するずっと前から、クラブは独自のスタイルを貫いている。それはホームゲームでもアウェイゲームでも同じだが、昨シーズンはホームゲームで結果を出せなかった。何が間違っていたのか、我々は学ばなければいけない」
「デンベレには成長の余地がある」
ピケはウスマン・デンベレについて次のように語った。「ウスマンは素晴らしいプレシーズンを終え、良いフォームでリーガ開幕を迎えた。まだ若い選手なので、さらに成長する余地が残されている。これから我々を大いに助けてくれるはずだ」
「メッシはアームバンドを巻かなくてもキャプテンだ」
アンドレス・イニエスタからキャプテンを引き継いだリオネル・メッシ。しかしピケは、何も変わらないと言う。「レオはすでにチームのリーダーシップを取っていた。アームバンドはただの飾りに過ぎない。腕に何もつけていなくても、今までずっとチームを引っ張っていたのは彼さ」
「レアル・マドリードは昨シーズンと同じように手ごわい」
レアル・マドリードについて質問されたピケは、「個人よりも組織で戦うチームになった」と分析した。「彼らはリーガ開幕から2連勝を飾る良いスタートを切っている。代表を率いていたフレンのことはよく知っている。昨シーズンと同じように手ごわいと思うよ」
「バルセロナはネイマールの第2の故郷だ」
ネイマールがレアル・マドリードに加入するという噂は信じたくないようだ。「ネイマールとは昨日会ったばかりで、今日このあとも会う予定だ。いろんなことを話すけど、レアル・マドリード行きについての話題には触れないよ。彼はバルセロナのドレッシングルームに多くの友人を持っている。バルセロナはネイマールの第2の故郷なんだ」
「芝生の状態は予算の問題ではなく計算」
バリャドリード対バルサ戦でのピッチの状態が論争を起こしている問題について、ピケは責任を求めている。「地方クラブの予算を理由にしている人間もいるが、あれはまったく別の問題だよ。まったく手入れがされておらず危険な状態だった。世界最高のリーグで使われるピッチじゃない。あんなことが繰り返されないように、何らかの処置を行う必要があると思う」
「VARには良い点も悪い点もある」
今シーズンからリーガでも採用されたVAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）について、ピケは良い点も悪い点もあることを認めた。「それでもレフェリーへのプレッシャーは軽減されるだろう。映像を見ればすべてが明らかになるので、そういった意味では良い点のほうが多いと思うね」
「リーガはNBAじゃない」
リーガの試合を海外で行う計画について、ピケは否定的だ。「NBAがロンドンで試合を行ったけど、シーズンチケットを購入しているファンがいることも忘れてはいけない。例えばジローナ対バルサの試合が米国で行われた場合、ジローナのファンはホームで試合を見ることができない。移動する選手たちの負担も軽くないよ」
「私は政治から切り離されている」
政治的な話題に囲まれることが多いピケだが、本人はそれを好んでいないという。「私は政治から切り離されている。カタルーニャの独立問題？それは見守ろうじゃないか」
「新加入選手たちは辛抱強く見守って」
ピケはバルサの新加入選手についても語った。「今シーズンは非常に強化されたと思う。最終的な判断はタイトルが獲得できたかどうかだけど、今のチームはとても素晴らしいと言っても過言ではない。ラングレ、マルコム、アルトゥールら若い選手たちは辛抱強く見守る必要がある。将来のための投資だと思うんだ」
「バルサには満足している」
再びイングランドでプレーする可能性があるか聞かれたピケだが、「私も私の家族もバルセロナで幸せだ。自分はバルサでもっと多くのタイトルを獲得したいと思ってる」と語った。
