この試合、ペップ・グアルディオラは新加入のリヤド・マフレズや、リロイ・ザネなど数名の若手選手を中心にメンバーを組んだ。そのなかのひとりが17歳のエリック・ガルシアである。

 ガルシアはFCBエスコラ(現バルサアカデミー)からバルサのカンテラに入団すると、"バルサ下部組織が生み出した史上最高のセンターバックになる"と期待された逸材だ。12歳のときに日本で開催されているU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジで大会MVPに輝いたほか、16歳のときにはU-17欧州選手権でのスペイン優勝の立役者のひとりに数えられた。

 そのような選手を他のクラブが放っておくはずがない。当時、規則違反を理由にイングランド・フットボール協会から2年間プレミアリーグとEFLに登録する10歳から18歳のユース選手との契約を禁止されていたシティは、国外選手であるガルシア獲得に本格的に乗り出す。バルサがプレベンハミン(U-7)から所属していた"最高傑作"を失ったのは2017年6月だった。

 シティ入団後、ガルシアは上のカテゴリのU-19チームに所属、ここで結果を出し続ける。そして今夏、ボルシア・ドルトムントとの親善試合に召集されると、ペップ・グアルディオラ率いるトップチームの選手としてピッチに立ったのだ。

 この試合に90分間出場したガルシアは、シティファンに大きな驚きを与えた。そのスタイルはニコラス・オタメンディに似ているが、実際にはこのアルゼンチン人選手よりもさらに落ち着いている。『Manchester Evening News』は、多くのファンがこのガルシアを"新しいニコラス・オタメンディ"と称したことを報じた。

 今後ガルシアはシティのディフェンスを長く支える存在になるだろう。そしてその活躍を目にするたびに、バルサファンは苦い思いをするのだ。  

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MundoDeportivo編集部

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