同アカデミーはフットボールの普及と指導だけでなく、FCバルセロナのブランドイメージ拡大を目的とし、クラブの哲学に基づいたトレーニングメソッドを学べるスクールだ。その指導内容は、バルサのカンテラと同じメソッドに沿ったもので、目指すのはFCバルセロナのトップチームのプレースタイルである。

 この日の会見にはFCバルセロナのアジアパシフィックインターナショナルプロジェクト部門トニ・クラベリアマネージャーと、同アカデミー福岡校やFCバルセロナキャンプを運営する株式会社Amazing Sports Lab Japan浜田満代表取締役が出席した。

 品川大井町校は8月11日にオープン予定の複合型スポーツ施設「スポル品川大井町」を会場に使用する。首都東京の中心駅のひとつ品川から徒歩5分という好条件での開校について、浜田氏は「東京都心からバルサの哲学、育成メソッドを全国に発信する旗艦校としての役割を果たすことになる」と述べたほか、「品川大井町校のテクニカルディレクターとして派遣されるFCバルセロナのコーチは、日本に点在するバルサアカデミーを定期的に巡回し、各校のスペイン人テクニカルディレクターをサポートすることになる」と説明した。

 4つのアカデミーが存在するこの日本で、バルサは次にどのようなプランを持っているのだろうか。彼らはこの国にもラ・マシア(バルサの下部組織)を作る可能性があるのかを質問すると、トニ・クラベリアマネージャーは次のように答えた。「福岡校開校から11年経過しているが、この2年間でプロジェクトは急進している。現時点でラ・マシアなどの具体的な話をすることはできないが、すでに1200名の生徒がいる日本には特別なビジョンを持っていることは確かだ。我々はこの国でバルサのブランドをさらに確立したいと思っている」

 また、先日ヴィッセル神戸でデビューしたアンドレス・イニエスタについて質問されると、浜田氏は「子供たちにイニエスタがどのような視点でプレーしているかを見て欲しい」と答え、クラベリアマネージャーは「日本でイニエスタを見れるのは非常に素晴らしいことだと思う。イニエスタはまさにバルサを体現している選手であり、子供たちにはフットボール選手としてだけでなく人間としても素晴らしいその姿に注目してもらいたい」と語った。

MundoDeportivo編集部

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