執筆者:Javier Alfaro

 ロベルト・マルティネス率いるチームは、前半の45分間に相手エリアで26回の攻撃を行った。これはグループステージのどの試合よりも多い数字である。ポジティブな包囲攻撃だったが、しかし日本からゴールを奪うことはできなかった。

 ベルギーのアクションが成功しなかった大きな原因は、エデン・アザールが完璧にケアされていたことだ。前述のマンガシリーズ風に言えば、Julian Ross Mambo(三杉淳)がOliver Atom(大空翼)に行った作戦の再現である。アンドレス・イニエスタがイタリア代表に囲まれる写真は神話になったが、あれと同じようなものだ。

 後半、日本は原口元気と乾貴士のゴールで2点をリードした。レアル・ベティスのミッドフィルダーが2点目を決めたとき、多くの人々がマンガシリーズのような展開で日本が勝利すると考えた。乾の姿はOliver Atom(大空翼)そのものだった。

 しかしベルギーは反応する。最初のヤン・フェルトンゲンのゴールは、日本のディフェンスのミスをついたものだ。続くフェライニは、重要な瞬間に活躍することを再び証明した。最後にシャドリの決勝点。このゴールにつながるプレーが始まったとき、『Oliver y Benji(キャプテン翼)』アニメ版の忘れられないBGMを思い出した。

 準々決勝に進出したベルギーは、この勢いでブラジルに挑む。彼らの冒険はまだ終わらない。

MundoDeportivo編集部

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