執筆者:Javier Gascon

 昨年から負傷したマヌエル・ノイアーに代わり、ドイツ代表の守備を支え続けてきたテア・シュテーゲン。しかしワールドカップ開幕前、ヨアヒム・レーヴ監督は約9ヶ月間離脱していたノイアーを起用することをこのバルセロニスタに伝えた。

 直前に行われたオーストリアとの親善試合、チームは2-1で敗れたものの、フル出場したノイアーは問題なくプレーできることを証明した。この韓国戦での2失点目は、攻撃に参加したノイアーがボールを奪われたことで生まれたものだが、彼を責めるものは誰もいないだろう。スウェーデン戦でもチームを救う活躍を見せていた。

 公平な起用という点で、いくつかの論争が起きていることは事実である。しかし"被害者"であるテア・シュテーゲン本人は、大会開幕前に次のように語っていた。「シーズンを最高のレベルでプレーすることができたから、(代表チームの正ゴールキーパーになれない)この状況に失望していることは確かだよ。でも、私は新しい目標を立てたんだ。大会中にノイアーを全力でサポートすることさ」

 レーヴは「マルク=アンドレは信じられないほど成熟した。エラーも減ったし、非常に安定したプレーを見せていると思う」とテア・シュテーゲンを称賛していたが、彼が最終的に選んだのはノイアーだった。テア・シュテーゲンは悲しみと共にロシアを去る。しかし、彼が戻ってくるのは、そのパフォーマンスを正しく評価しているバルセロナだ。

MundoDeportivo編集部

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