執筆者:Francesc Aguilar

 チームの中心選手のひとりであるイヴァン・ラキティッチは、2度目のワールドカップを楽しんでいるようだ。前回2014年ブラジル大会は、初戦のカメルーン戦に勝利したものの、続くブラジル戦とメキシコ戦に敗れてノックアウトラウンドに進出できなかった。自身もパフォーマンスを発揮できなかったらラキティッチは「我々はワールドカップにリベンジしたいんだ」と語っている。

 初戦のナイジェリア戦に勝利したあと、イヴァンのクロアチアは彼が"優勝候補"と評価するアルゼンチン戦を迎える。「自分たちが勝ち上がるためには、次のアルゼンチン戦を全力で戦い、自分たちの力量を測らなければいけない。友人であるレオの健闘も祈っているよ。お互いベストを尽くしたい」ラキティッチはそのようにコメントした。

 ラキティッチはメッシのことをよく理解している。だから彼が怒っていることを知っている。アイスランド戦の憤りを払拭したいと考えていることも知っている。それはクロアチア代表にとって非常に危険なものだ。「アルゼンチンはまだ優勝候補だ。彼らは第2戦で修正を図ってくるだろう。次の試合はとても複雑なものになると覚悟してるよ」 

 クロアチア人ミッドフィルダーは言う。「アルゼンチン戦はベストを尽くし、100%の力で戦わなければいけない。レオだけでなく、偉大な選手たちが揃っているチームだ。1分たりともリラックスできない。多くの人が忘れているけど、アルゼンチンは前回大会のファイナリストだ。決勝ではドイツ相手にあと一歩のところまで試合を進めた。我々はそれを覚えている」

 しかし、ラキティッチがクロアチアの勝利を信じていないわけではない。むしろその逆だ。「ナイジェリア戦では完璧な試合ができた。ブロックを形成して守り、攻撃のチャンスも見逃さなかった。アルゼンチンに素晴らしい選手が揃っているように、我々にもまた優れた選手がたくさんいる。次の試合はとてもエキサイティングなものになるだろうね」

 1998年フランス大会、ミロスラフ・ブラゼヴィッチに率いられたクロアチア代表は3位でフィニッシュする偉業を成し遂げた。この伝説的チームについて質問されたラキティッチは「最高の代表チームだった」と答えている。「ダヴォール・シューケル、ロベルト・プロシネチキ、ズボニミール・ボバンなど、英雄たちのフルコースさ。彼らは世界にクロアチア代表の名を轟かせた。我々の目標は再びそれを行うことだ。もちろん簡単なことじゃない。でも今のこのチームも、当時に負けないくらいの実力があると思っている」

 

MundoDeportivo編集部

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