執筆者:Jordi Batalla
過去25回の大会で、バルサが頂点に立つのはこれが10度目である。レアル・マドリード、エスパニョール、ビジャレアル、セビージャなどの優秀なユースチームでさえ、それぞれ2回ずつしか優勝していないことからも、バルサの成績がいかに突出しているか分かる。
このアレビンAの"黄金時代"を築いたのはマルク・セラだ。セラは2010年にヒムナスティック・マンレサからやってきたあと、アレビンAをメインに指導を行っている。育成年代の責任者ジョルディ・ロウラとアウレリ・アルティミラも自信を持っているように、このカテゴリの試合結果や育成方針が議論されることはほとんどない。
今回、ヴィラ=レアルで行われた国内大会に優勝したアレビンAは、今週金曜日からニューヨークで開催される第4回国際ラ・リーガ・プロミセスに参加する。過去3大会に続き、アスルグラナは4度目の優勝を目指す。
アレビン
ラ・マシアの覇権、アレビンAの黄金時代
第25回国内ラ・リーガ・プロミセス2018決勝戦が行われ、バルサのアレビンA(U-12)がエスパニョールを1-0で下し優勝を決めた。今大会のアレビンAもクラブ独自のスタイルを忠実に披露した。そのプレー内容は、参加チームの中で最も優れていたと断言できる。