先日、今シーズン限りでのバルサ退団を正式に発表したキャプテン。しかし、その移籍先についてはまだ決定していない。現在の候補は中国と日本だ。イニエスタはこれから様々な条件を考慮していくことになるが、「シーズン終了後に発表してワールドカップに集中したい」と語った。一方で、「選択肢の中ですでに優劣がついている」ことも明かしている。

 バルサ退団を決意した理由について聞かれると、イニエスタは改めて説明した。「記者会見で言ったように、肉体的にも精神的にも最高の自分が出せなくなった。本当に悲しいことだけどね。バルサが求めるレベルを理解しているからこそ、身を引くときだと判断したんだ。お互いにとってベストな決断だと思う。もちろん、できるだけ長く過ごしたかったよ。でも、クラブや自分に嘘をついてまで残ろうとは思わなかった」

 イニエスタは続ける。「子供のころの夢が実現したどころか、現実にはそれ以上の経験をすることができた。これ以上バルサに残っても、達成するための目標が残されていないという理由もある。例え望んでいなくても、誰にも終わりは来るんだ。私はこのクラブで22年過ごした。普通は10年続けば良いと思うから、私は恵まれていたよ」

 イニエスタはあらゆるスタジアムで受け取る拍手に感謝の言葉を述べた。「チームメイトからだけでなく、ライバルからも敬意を受け取るのは簡単なことじゃない。だからとても感謝しているんだ」唯一イニエスタを歓迎しないサン・マメスについて、イニエスタは次のように言う。「(侮辱的なチャントで)傷つくことは無いよ。拍手をくれる観客もいる。ビルバオ戦でのブーイングには慣れっこさ」

 モウリーニョがレアル・マドリードを率いていたときの緊張については、特に気にしていなかったそうだ。「クラシコには常に因縁があるけど、あれはピッチの中だけのものだよ。よきライバルであり、同時によきパートナーでもあることが、フットボールの美しさだと思う」

 そのほか、イニエスタはペップ・グアルディオラと頻繁に連絡を取っているが、マンチェスター・シティからのオファーは受け取っていないことや、カンプ・ノウのドレッシングルームでは、ジェラール・ピケとセルヒオ・ブスケツの間に座っていることなど、さまざまな話をしていた。

MundoDeportivo編集部

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