バルベルデは続ける。「我々は数週間前にチャンピオンになった。それで気を抜いていたわけではないが、対戦相手は常に我々に勝利しようと戦ってくる。今日はそれを痛いほど感じた試合だった。1試合で5ゴールを決めるのは普通のことではない。レバンテはシーズンを通して素晴らしく成長していると思う。」
前半を2-1で折り返したバルベルデは、後半に必ず追いつけると思ったという。「すぐに同点にできると考えていたが、あっという間に5-1になっていた。後半が始まってわずか10分間で3失点。彼らの追加点を止められなかった。我々は何とか3点を返したものの、そのあと試合はさらに難しくなったと思う」
バルベルデはフラストレーションを隠さなかった。「シーズンを通して、負けたと思った試合はこれが初めてではない。例えば、セビージャ戦は88分まで2-0で負けていた。あの時は奇跡的に同点に追いついたが、今回それは起こらなかった。この試合に関しては我々のミスもあったが、レバンテは現在最も勢いがあるチームだ。彼らにメッシはいないが、全員でゴールを決めてくる」
この試合ではジェリー・ミナに批判が集中しているが、指揮官はこのコロンビア人選手を擁護している。「精神的に厳しい瞬間を経験したと思う。彼には他の選手と同じだけの責任があり、それを果たそうと努力していた。彼のミスだけでなく、レバンテの攻撃も評価しなくてはいけないと思う」

リーガ・エスパニョーラ
バルベルデ「リーガ無敗記録が途切れたのは残念だ」
リーガ第37節レバンテ戦で、今シーズンのリーガにおける初黒星を喫したFCバルセロナ。試合後、エルネスト・バルベルデも失望を隠さなかった。「無敗でリーガを終えるミッションに失敗したんだ。当然がっかりしているよ。シーズンを通して良いプレーをできる試合もあれば、それができない試合もある。この結果は大きなレッスンになった」