執筆者:Gabriel Sans

 指揮官は続ける。「前半はオープンな展開だったと思う。我々は彼らのエリア深くまで攻め入ったが、先制したあとにカウンターで1点を失ってしまった。後半のセルタは力強かったね。それでも我々は1-2にすることができた。ただ、セルジ・ロベルトが退場してしまったあとは、数的不利が多くの困難を生み出した。私は2本のラインでディフェンスをサポートしようとしたが、思ったよりボールが上がらず、最後には追いつかれてしまった」

 この試合に臨む姿勢はどうだったのだろうか。その質問に対してバルベルデは次のように答えた。「もちろん3ポイントを獲得するためのチームを組んだ。結果的に引き分けに終わってしまったが、リーガ優勝まであと2勝だ。我々がそれを成し遂げるのを見てもらいたい」

 議論を呼んだ先発メンバーについては、必要な入れ替えだったことを主張している。「これほど多くの選手を入れ替えるのにはリスクが伴う。しかし、今はそのリスクを負うときだと判断した。今週末にはコパ・デル・レイ決勝戦が行われる。我々は多くのファンに喜びを与えたいんだ」

 バルベルデは今シーズンのセルタ戦を総合的に評価した。「カンプ・ノウで行われたコパ・デル・レイでは勝利しているが、リーガではホームでもアウェイでも勝利することができなかった。ただ、このビーゴでの試合は均衡していたと思う」

MundoDeportivo編集部

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