1-1の同点で迎えた64分、右サイドからのクロスにパウリーニョがあわせたシュートはそのままゴールに入ったかのように見えたが、公式記録ではアルカセルのゴールになっている。「パウリーニョのシュートがこちらに流れてきたので、ゴールに入れるため私は足を伸ばした。ちゃんと触れてたよ」試合後、バレンシア出身のストライカーはそのようにコメントした。
アルカセルにとっての今シーズン7ゴール目だったが、本人はこの試合でチームが3点目を決めることができなかったことを悔やんでいる。「結局そのあとにも追いつかれてしまった。3点目を生み出せなかったことが悔しいよ」
アルカセルはセルジ・ロベルトの退場のあとに苦しい展開になったことを認めた。「セルジの退場で数的不利になった。その後はセルタが押し込んだので、前線から守備の仕事が増えたんだ」
しかし、バルサが優勝に向けて一歩進んだことは間違いない。アルカセルは次のように語っている。「少なくとも、この試合で勝ち点1を積み重ねることができた。またチームは無敗を継続している。このまま負けずに優勝を決めることができれば素晴らしいと思う」
