執筆者:Joan Poqui
「我々に競争力があることは分かっていたが、今日はそれが再び証明された。アトレティコは優れた守備だけでなく、ジエゴ・コスタ、グリーズマン、ガメイロら強力なアタッカーも擁する。そんなチームに明確なチャンスを与えなかったことは大きい」
チングリはこの試合におけるイヴァン・ラキティッチのプレーを強調した。「いつものようにチームのバランスをとってくれた。ラキティッチはセンターでもサイドでも起用することができる。戦術眼に優れた選手で、ミッドフィルダーのお手本のような選手だ」
この試合で残念だったのはアンドレス・イニエスタの負傷だ。バルベルデは言う。「レオ・メッシと同じように、イニエスタの代わりもまた存在しない。彼は自分自身をコントロールできる人間だから、最初プレーを続けたときは何も心配していなかった。早く回復することを願っているよ」
そのイニエスタと交代したアンドレ・ゴメスにはブーイングもあったが、バルベルデは次のように語っている。「ブーイングについては、私も受けたことがあるから分かるよ。観客にはそれぞれ好みがあり、感情を好きなように表現することができるんだ。選手にはファンを納得させるプレーが求められる。ミスを犯した場合は責められるものだ。今日の試合では無難にプレーしていたと思うが、ファンのブーイングを拍手に変えるためには、これからも戦わなくてはいけない」

リーガ・エスパニョーラ
アトレティコに勝利したバルベルデ「このチームを誇りに思う」
数日前にラス・パルマスへ遠征したばかりのバルサは疲労を抱えていたが、リーガ第27節アトレティコ・マドリード戦に勝利して勝ち点差を8ポイントに広げた。試合後のインタビューで、エルネスト・バルベルデは「このチームを誇りに思う」とコメントしている。