「2点目を決めないとこのようなことが起きてしまう」と語り始めたイニエスタだが、やはりレフェリーの判定には不満を感じているようだ。「これまでも見逃されたハンドは少なくない。レフェリーの仕事がとても複雑なのは理解しているよ。でも、前半のあのハンドは誰が見ても明らかだった」 

 イニエスタが指摘するのは、前半終了間際の45分に起きたプレーだ。ハーフライン付近からアレイクス・ビダルが浮き球のパスを出すと、ルイス・スアレスが反応。エリアから飛び出したレアンドロ・チチソラが先に届いたが、このときボールがチチソラの左手に当たっている。後半、バルサはエリア内で不可解なディニュのハンドをとられているだけに、不満も大きいはずだ。

「判定はともかく、今日のラス・パルマスが良かったことも確かだ。我々は、ラストパスの精度やフィットネスを欠き、違いを生み出すことができなかった。次節から再び走り出そう」イニエスタはそのようにコメントを締めている。

MundoDeportivo編集部

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