今週金曜日に54回目の誕生日を迎えるエルネスト・バルベルデ。指揮官としてコパ・デル・レイ決勝戦に進出するのは、アスレチック・ビルバオを率いていた2015年以来のことになる。

「決勝進出が決まったことに興奮しているよ。バルサのようなクラブには常にタイトルが期待される。セルタ、エスパニョール、バレンシアという相手を下してきたことには大きな価値があると思う。決勝戦が楽しみだね。前回(ビルバオ時代は決勝でバルサに敗れた)とは違う結果を得たいと思っている」

 歴史的な三冠の期待が寄せられていることについて、バルベルデは次のように語った。「我々の目標は可能な限り多くのタイトルを手にすることだ。しかし、現時点で三冠のことを話すのは止めておこう。決勝進出が決まったのはまだひとつだけだ。依然としてリーガでは気が抜けないし、チャンピオンズリーグも勝ち上がる必要がある。何も楽観視できない状況だ」

 チングリは続ける。「三冠は遠くに見える蜃気楼に過ぎない。幻に惑わされてはいけないよ。今はリーガのヘタフェ戦に集中する必要がある。まぁ私が心配しなくても、選手たちは目の前の試合にフォーカスしているけどね」

MundoDeportivo編集部

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