執筆者:Joan Poqui
「我々がバレンシアよりも強い意志を持っていることを証明するよ。決勝戦に進出したいという気持ちは、バルサのほうが勝っている。本当は第1戦で勝負を決めたかった。しかし、我々はプロフェッショナルだ。当然2試合の準備を整えている」
「バレンシアは難敵だ。ボールを持てば積極的にプレーする。ホームではファンの後押しも受けるだろう。彼らが準決勝に進出するためには、この第2戦で逆転しなければいけない。戦い方を大きく変えてくることは無いと思うが、スピードのある選手を起用するなど、変化を加えてくる可能性はある。展開次第でバレンシアは前掛りになるかもしれないし、守りを固めるかもしれない。いずれにせよ、我々は全力を尽くして対応するだけだ」
バルベルデは先発メンバーについてのヒントを与えなかったが、バレンシアの攻撃力を警戒していると語った。「バレンシアはその攻撃力で多くのチャンスを生み出すチームだ。守備に集中が求められることは間違いないが、無失点で終えられる確証は無い。だから0-0を狙うのはとても危険だ」
ルイス・スアレスは累積警告がたまっており、次の試合でイエローカードを受けると決勝戦に出場できなくなる。そのことを質問されたバルベルデは次のようにコメントした。「その件について話したか?いや、警告について話したのはずっと前だ。結局は選手に任せるほかない。ルイスはベテランだから、自分をコントロールする方法を知っているよ。温存すること?決勝進出が確定していない以上、現在のベストの戦力で臨まなければいけない」
最後に、ルイス・エンリケがチェルシーの監督に就任する可能性について聞かれたが、指揮官は感想を述べることを避けた。「チェルシーはプレミアリーグ王者だ。コンテは多くの勝利を収めている優れた監督だよ」

国王杯
バルベルデ「我々がバレンシアよりも強い意志を持っていることを証明する」
多くの人々は、バルサにとって国王杯は他のタイトルも優先順位が低いと考えているだろう。しかし、準決勝バレンシア戦第2戦の試合前記者会見に出席したエルネスト・バルベルデは、チームが決勝進出を目指して全力を尽くすことを確信していると語った。