最初に行われたプレゼンテーションには、マネージャーのパウ・ビラノバとCEOのオスカル・グラウも参加している。集まった参加者に対して、ビラノバは次のように話した。「FCB指導者アカデミーは、ここで学んだコーチが選手やその家族にクラブの価値観を伝えることを目的に設立されました。指導する内容はバルサのメソッドです。技術的なものだけでなく、バルサの哲学も学んでいただきます」

 参加者は最高の監督、教育者、指導者になるため、これからの2週間で50時間以上のセッションを受講する。それぞれのセッションは各分野の専門家が指導することになるが、ペップ・セグラ(マネジメント)、パコ・セイルジョ(方法論)、ビクトル・キッパーズ(チーム管理)、セルヒオ・バレシージョ(パフォーマンス最適化)、シャビ・パスカルおよびダビド・バルフェット(健康管理)、モンテセ・カスカージョ(コーチング)など、その85%がバルサのスタッフだ。

 このコースの最高責任者は、マシア360プロジェクトのペレ・グラタコスになる。「スポーツの初期段階においては、子供たちよりもむしろ指導者のほうが多くを学ばなければいけません。育成年代の選手にはそれを導く人間が必要ですが、導く人間にもグループに溶け込む能力が求められるのです」グラタコスはそのように語った。

 またECBエスコラのイサーク・ゲレーロは次のように話している。「今年はコミュニケーション能力のカリキュラムを増やしました。新たにビクトル・キッパーズが担当するチーム管理では、トラブルが発生した際の解決方法などを学んで頂きます。シャビ・パスカルはハンドボールチームの担当ですが、FCバルセロナは総合スポーツクラブですので、同じようにバルサの哲学に基づいた指導を行います」

MundoDeportivo編集部

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