執筆者:Francesc Aguilar

 このニュースについては真偽も問われているが、結論から言うと報道内容は正しい。ハビエル・テバスが会長を務め、マドリードに拠点を置くスペインプロリーグ機構(LFP)にもこの契約のコピーがあり、間違いでないことが確認されているという。本来は機密事項である契約内容が漏れたのも、おそらくここからだろう。

 ただ、契約条項を深く読めば、少なくともバルサにとってはポジティブな内容である。まず、カタルーニャが独立しても、メッシは基本的にはバルサでプレーすることを約束している。ちなみにこの条項ではセリエA(イタリア)については言及されていないが、忘れていたのだろうか?

 なぜこのような条項が盛り込まれているのか?メッシの契約更新が長引いた理由もそこにあるのかもしれない。実は、父親のホルヘ・メッシがカタルーニャ独立問題をずっと心配していたと言われている。信頼できるバルサ関係者の話によると、今回の新契約にはメッシとその家族の生活を守るために、ほかにも過剰なまでの条項が盛り込まれているそうだ。 

 今回明らかになったこの条項についても、その過剰なまでの条項のひとつだ。そんな条項をわざわざ公にした全国紙『El Mundo』の記事には、何か政治的な意図すら感じる。

MundoDeportivo編集部

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