執筆者:Angel Perez

 そんなチームのなかで大会個人賞を2つ獲得したのがクリストバル・ムニョスだ。まだ12歳だが、育成年代ではすでに大きな知名度を誇る"クリスト"は、今大会で5ゴールを決めて、得点王と最優秀選手賞に輝いている。

 アルメリア出身のクリストの特徴は、並外れたボールコントロールとドリブル突破力だ。その才能は大会初日から発揮され、なかでもローマ戦でのスーパーゴールは、テクニック、スピード、決定力の三拍子がそろって生まれたものだった。その他の試合でのプレーも際立ったもので、大会最優秀選手選出に異論を唱える者はいないだろう。

 昨夏までUDパビアに在籍していたクリストには、レアル・マドリードをはじめ国内トップチームの多くの下部組織が注目していた。いずれもこの年代における強豪チームだったが、クリストが選んだのは長年夢見ていたバルサのカンテラだった。

 クリストはラ・マシアで選手としてだけでなく、人間としても成長を続けている。アローナでのプレーを観戦した人々は、その成長をしっかりとみることができたはずだ。

MundoDeportivo編集部

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