執筆者:Oscar Zarate

 その際、ピッチに登場したペレス会長は、今がチャンスだといわんばかりにスペイン人レフェリーを批判した。「セルヒオ・ラモスがフェアプレー賞のトロフィーを受け取った。これは、リーガを担当するスペインのレフェリーの目が、世界基準でないことを証明している」会長はラジオ局『Cadena COPE』の番組『Tiempo de Juego』のマイクに向けてそう語っている。

 マドリードがこの"小さなワールドカップ"を制したことで、早くもひとつの論争が起きている。土曜日にベルナベウで行われるクラシコにおいて、バルサが彼らにパシージョを作るべきかどうかだ。ペレスは自身の胸のうちを次のように明かしている。「バルサが我々にパシージョを作ろうが作るまいが、どうでもいいと思っている。なぜなら、我々が世界王者であることに変わりはないからだ。たいした問題じゃないよ。世界中の人々の視線が、我々が繰り広げた素晴らしい試合に注がれた。これはクラシコへ向けてのモチベーションになる」

 グレミオ戦後の記者会見で、ジネディーヌ・ジダンはクリスティアーノ・ロナウドの生涯契約を希望していることを語った。この件について、ペレスは次のようにコメントしている。「マドリードはクリスティアーノと契約を残しているが、今後4~5年で何が起こるかは予測できない。ただ、私は彼がこれからもここでプレーを続け、マドリードで引退することを望んでいるよ。ディ・ステファノはマドリードの歴史を変えた。クリスティアーノは?彼は現時点で最高の選手だ」

 これでクラブはその歴史上初めて年間5つめのタイトルを獲得したことになるが、ペレスは伝説的会長サンティアゴ・ベルナベウと比較されることを嫌い、不必要な論争を避けた。「私とベルナベウを比べるのは馬鹿げている。彼はこのクラブの偉大なる創設者なんだよ」

 クラシコに向けたガレス・ベイルのコンディション、およびメンタルについて質問されたペレスは、このウェールズ代表の強さを強調している。「ひとことで言えば、すでにけがは回復しており、コンディションも申し分ない。マドリディスタ全員が、ベイルが完全な状態で試合に臨めることを願っている。彼がナンバーワンであることに疑いの予知は無い」

 ペレスは冬の移籍市場についてもコメントした。現在マドリードには、アスレティック・ビルバオのゴールキーパー、ケパ・アリサバラガら数名の獲得のうわさが挙がっている。「ここでケパの話をするとでも?今日は気楽なインタビューだと思っていたが・・・。我々はそれぞれのポジションに最高の選手をそろえている。チームの結束力も固い。私が会長に就任してから最高の雰囲気だ。我々はタイトルを獲得し続けるだろう」

MundoDeportivo編集部

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