執筆者:Sergi Sole

 そのピケが出場停止中だったリーガ第13節バレンシア戦でも、サミュエル・ユムティティとコンビを組んだこのベルギー代表センターバックはその実力を如何なく発揮した。この試合はフェルメーレンにとって563日ぶりのリーガだった。

 日曜日にエスタディオ・デ・ラ・セラミカで行われた試合では、いくつかのデータがフェルメーレンの素晴らしいプレーを裏づけしている。2014年にバルサに入団したとき、会見で付き添ったアンドニ・スビサレッタはフェルメーレンを「試合ごとに適したパフォーマンスを発揮できる選手」と評していた。

 シーズン開幕前、エルネスト・バルベルデが必要だと判断していたこのセンターバックは、ここにきて見事にその期待に応えている。サブマリーノ・アマリージョ(ビジャレアル)戦では一度もファウルを犯さず、グラウンダーやハイボールの両方に完璧に対応、相手のプレーの先を読む力を見せつけ、10回のボール奪取に成功した。

 ちなみにこのビジャレアル戦でのバルサディフェンス陣にフォーカスすると、ジョルディ・アルバが2回、ジェラール・ピケが1回、セルジ・ロベルトも1回のファウルを犯している。ボール奪取数ではアルバの11回を下回るが、ロベルトは7回、ピケが5回だった。フェルメーレンの数字が優れていることが良く分かる。

 マスチェラーノは次節デポルティーボ戦から復帰する見込みだが、現在のフェルメーレンはバルセロナにやってきてからずっと付きまとっていた汚名を返上するような勢いだ。入団以来、5試合連続で出場したのも初めてである。退団を希望しているマスチェよりも、フェルメーレンのほうが優先される日が来るのは想像に難くない。

MundoDeportivo編集部

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