そんな意見を持つひとりが、かつてFCバルセロナなどで活躍した元スペイン代表のフリオ・サリナスだ(1997-98には当時の横浜マリノスでもプレー)。サリナスが特に不満に感じているのは、このポルトガル人選手が発言した「私は歴史上でナンバーワンの選手だ」というコメントである。

 このコメントに対して、サリナスは次のようにツイートした。「もし君が本当に優れた選手なら、自分のことをナンバーワンなんて言わないと思う。より偉大な選手であるリオネル・メッシと同時代に生まれたのことには同情するよ。でも正直に言って、君よりも優れた選手はたくさんいるし、君は歴史上の偉大な選手たちと肩を並べるような存在でもない。本当に5度のバロンドールに値するほどの選手なのか、自分に問いかけてみるべきだ」

 サリナスがこのツイートを投稿する前にも、多くの人々が今回のバロンドールについて議論を重ねており、またクリスティアーノの「私が歴史上でナンバーワンの選手だ」発言も批判を集めている状況だ。

MundoDeportivo編集部

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