執筆者:Joan Hernandez Mercader

 70分、右サイドからスピード勝負を仕掛けてきたイアゴ・アスパスを追うユムティティが突然足を止めた。診断結果は右脚大腿二頭筋の損傷。これまでチームの守備を支えてきたこのフランス代表は、最大8週間離脱することが決まった。

 バルサのセンターバックについては、すでにハビエル・マスチェラーノが離脱しているため、ジェラール・ピケとコンビを組むのはトーマス・フェルメーレンしかいない。今後の日程を見ると、フェルメーレンは12月5日に行われるチャンピオンズリーグのスポルティングCP戦、10日と17日行われるリーガのビジャレアル戦、デポルティーボ戦に出場することになりそうだ。23日のクラシコまでにはマスチェラーノも復帰していると思われるが、100%の状態に戻っているかは分からない。

 これまでは出場機会に恵まれなかったが、フェルメーレンは重要な12月にチームのディフェンスを背負うことになった。喫緊の課題は、エスタディオ・デ・ラ・セラミカで行われるビジャレアル戦である。リーグ戦の展開を考えると、この試合での勝ち点3獲得は必須だ。土曜日、このベルギー代表ディフェンダーに課されるミッションは、すでにリーグ戦で13ゴールを挙げている2トップ、カルロス・バッカとセドリック・バカンブを止めることになる。

 1月になると、マスチェラーノの去就も影響を与えるはずだ。冬の移籍市場でボスがクラブを去ることになれば、フェルメーレンの出場時間はさらに増えるだろう。しかし、ワールドカップに向けてプレー時間を求めているマスチェラーノが、ユムティティの負傷で移籍を思いとどまる可能性もゼロでは無い。今後しばらくは不透明な状況が続きそうだ。

MundoDeportivo編集部

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