レオはチアゴくんに絵本を読み聞かせているようだ。クラックが手にしている本には"Topito terremoto（子犬トピートの物語）"と書いている。タイトルからアルゼンチンの物語であることが分かるが、著者はカタルーニャ人のアンナ・ジェナスで、スペイン語版とカタルーニャ語版が出版されている。
「トピートが目を覚ますと必ず騒ぎが起きます！あらゆる方向すべてをかき回しながら、トピートはそれを楽しむのです。ものもたくさん無くします。それでもトピートは決して止まりません。周囲はトピートのことを、活発すぎ、神経質、しつこい、衝動的だといいます。トピートの両親は彼のことを心配します。トピートの先生はもう諦めています。トピートは学年末の課題を提出しなければいけないのですが・・・」
レオがチアゴくんに読み聞かせた絵本の概要はこのような感じである。
