執筆者:Francesc Aguilar

 また2日後の12月23日には、カンプ・ノウでレアル・マドリード戦が開催される予定だ。現在負傷中のデンベレはこのエル・クラシコ出場を目指しリハビリを行っている。

 事件はチャンピオンズリーグ準々決勝ドルトムント対ASモナコの試合前に起こった。ドルトムントの選手の乗ったバスが標的になり、3度の爆発が起こっている。この爆発によって元バルセロナのマルク・バルトラが手術を必要とする全治1か月半のけがを負った。当時ドルトムントに所属していたデンベレはトーマス・トゥヘル監督の召集したメンバーに入っており、被害にあったバスに同乗していた。

 この事件の犯人として起訴されているのは、28歳のロシア系ドイツ人、セルゲイ・W被告である。金融取引の監視機関から情報を得たドイツ警察特殊部隊の捜査によって、4月21日にドイツ南部のバーデン=ヴュルテンベルク州で逮捕された。事件当日、被告はチームの選手が滞在していた同じホテルの最上階に宿泊している。この部屋は犯行現場が見渡せる位置関係にあった。

 捜査関係者によると、今回の犯行は金銭目的のものであり、宗教上のテロとの関係はないとのことだ。セルゲイ・W は事件当日にドルトムントの運営会社の株式を、株価が下落するほど売却時に利益が出るプットオプション付きで15,000株購入していたという。これによって被告は最大50万ユーロ(約6600万円)の利益を得ようと考えていた。

MundoDeportivo編集部

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