執筆者:Xavier Barret

 リールで行われた日本代表戦のあと、記者会見に出席したネイマールは次のように語っている。「僕についてのいろいろな噂がニュースになっているけど、この数か月間はとても順調だ。パリでの生活にも満足している。チームに貢献するためのやる気に満ちているんだ。エメリ監督ともカバーニとも問題はない。フランスに着いたとき、僕はエメリ監督に"チームの役に立ちたいからここに来た"と言い、監督は"目標を達成するためにできる限りのことをしよう"と答えた。パリに来たのは、問題を起こしたりチームメイトとの複雑な雰囲気を作るためじゃない」

「今日、僕が試合後の記者会見への出席を希望したのは、勝手なことを報道されていることにどれだけ怒っているかを伝えるためだ。僕はバルサを懐かしがってなどいない。パリ・サンジェルマンに移籍できたことを嬉しく思っているし、ここで幸せを感じているんだ」

 ただ、ネイは自身の行動にも問題があったことを認めている。「あなたたちと同じように、僕もひとりの人間だ。気分が良い日もあれば悪い日もある。泣いたり怒ったりすること、間違いを犯すことだってあるよ。でも、それは日々学んでいくことだと思っている。今までに犯した間違いについては、どうか許してもらいたい。子供たちの憧れの対象は完璧じゃないといけないが、僕はそうじゃないことが多い。そのせいで複雑になった関係もあるよ。でも、僕はまだ25歳で、いろいろなことを学んでいる途中だ。これからも間違いを犯すことがあると思うけど、変わるように努力していきたい」

 この会見に同席していたチッチ監督は、ネイマールを擁護した。「ネイマールは良い青年だよ。ピッチで相応しくない行動をとる?それは私も同じだね。褒められたことじゃないが、人間味ある行動じゃないか。ネイマールが間違いを犯すのは、反抗すべきない場面で反抗するからだろうね」

 チッチはさらに続ける。「監督や選手は、それぞれがそれぞれの立場で注目を集める存在だ。特にレベルが高い選手になれば、それは大きなものになるだろう。ネイマールの状況を説明すると、彼が多くのファウルで苦しんでいるのは事実だよ。ネイマールを苦しめてやろう、安定感を奪ってやろうという意図的なものを感じることもあるね」

 チッチのコメントにネイマールは涙をこらえることができず、記者会見場をあとにしている。

MundoDeportivo編集部

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