執筆者:Lorea Bakero

 議論の的になったのは、前半7分のブラジルのコーナーキックの場面だった。一度は続行されていたが、主審がVARを確認したあと、ペナルティエリア内で吉田麻也のフェルナンジーニョに対するファウルが確認された。この判定で与えられたペナルティキックを蹴ったのはネイマール。ネイマールは独特の助走から日本代表ゴールキーパー川島永嗣の逆を突き、先制点を決めている。

 ブラジル代表はその数分後にもペナルティキックを得た。再びキッカーを務めたネイマールだったが、先ほどとは逆方向に蹴ったシュートは、今度は川島に阻まれている。

 それでも流れが変わることはなく、コーナーキックからのこぼれ球をマルセロの右足が完璧にとらえ、日本代表のゴールに突き刺した。36分にはガブリエル・ジェズスが3点目を決め、試合を決定付けている。

 後半は少し違う展開になった。前半に圧倒的なパフォーマンスで試合を支配したブラジル代表がスローダウンした一方、日本代表は反撃の姿勢を強める。日本代表はコーナーキックから槙野智章のヘディングで1点を返した。

 その後、ブラジル代表を慌てさせるような場面もいくつかあったが、それから残り30分で逆転するだけの力は残されていなかった。試合終了間際には、フリーキックから杉本健勇がゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定が下されている。結局日本代表のゴールは、槙野の1点のみだった。

 この試合で2度のペナルティキックをけったネイマールは、1本を成功させて1本を失敗した。先制ゴールとなったペナルティキックはVARによるものだったが、ネイマールはこのVARで警告も受けている。酒井宏樹に対するラフプレーだった。なお、この試合ではパウリーニョとコウチーニョに出番はなかった。 

MundoDeportivo編集部

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