手術のあとの回復が順調に進まなかったことから、ラフィーニャは10月にひざへ再びメスを入れた。これだけ長いリハビリが続くと、精神的にも厳しい状態に追い込まれるだろう。アスルグラナのチームメイトだけでなく、パリ・サンジェルマンに移籍したネイマールも訪問したのは、その辛さを理解しているからだ。

 ラフィーニャ、本名ラファエル・アルカンタラ・ド・ナシメントの兄、チアゴ・アルカンタラ・ド・ナシメントは、スペイン代表の合宿へ向かう途中に弟のもとを訪れてトレーニングを手伝っている。両親や他の兄弟と共に、チアゴもラフィーニャの大きな支えだ。

 チアゴはそのときのトレーニングを撮影した動画をインスタグラムで公開している。その動画に添えられたメッセージは次のような内容だった。

「心配してくれている人とハグするため、おまえはまず鎧を脱がなくちゃいけない。攻撃的な気持ちを抑えて、自分の考えを落ち着いて話し、人の話は素直に受け止めるんだ。もっと周りの景色を見てみろよ。一日は旅なんだ。終わらない旅は無いだろ?一日もそうだ」

「鏡に写ったオレは、"自分が何も知らない"こと知っている。だからオレはおまえにアドバイスする。弟よ、今まで以上に強くあれ!」

MundoDeportivo編集部

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