この真相について、コロンビアのテレビ局『Canal 1』の番組『A las 12』に出演したピラール・ルビオさんが説明した。ピラール・ルビオ?そう、セルヒオ・ラモスの妻と同姓同名だが、実はハメスの母親の名前も同じなのだ。
ハメスの実父であるウィリアム・ハメス・ロドリゲスと離婚し、のちにカルロス・レストレポと一緒になった経験を持つピラール夫人は、インタビューの中で次のように語っている。
「(ハメスが先発を外れたときや、ピッチ上で厳しいファウルを受けたときには辛い思いをしているかと問われ)ベンチにとどまるフラストレーションは本人がコントロールすべきこと。それも彼の仕事の一部分ですから。接触プレーについては、ありがたいことに厳しい当たりは受けていないけど(ハメスの娘)サロメは泣くことがあります。パラグアイ戦では痛がるパパを見てピッチに降りようとしていました」
「ハメスはずっとフットボール選手になることを望んでいました。家にはボール以外のおもちゃはなく、ベッドの下にはいくつも転がっていましたよ。私はフットボールの世界に進むことを反対していたけど、本人に説得されてからはずっと支えてきました。彼が割った窓ガラスを弁償しに学校へ行ったりもしましたね」
「ハメスは家ではとても大人しい子でした。プレイステーションで遊んだり、友達とミニゲームをしたりしながら、フットボールのことばかり話していました」
「(ハメスはヨーロッパに移籍してすぐに髪型を変え、タトゥーを入れはじめたが)髪型については"見て、サプライズを用意したんだ"と言われて・・・一目見て笑いましたよ」
「幼い頃のアイドルはバルデラマでした。イニエスタやクリスティアーノ・ロナウドも尊敬しています。いろいろあったので、もう一人の名前は挙げません(恐らくジダンのこと)。子供の頃はフランチェスコ・トッティのユニフォームも欲しがっていました」
「(離婚した)ダニエラとは今も良い関係が続いています。サロメも私たちをつないでくれる存在です」
そしてハメスがクリスティアーノ・ロナウドを通じてあるパーティーで出会ったとされるエルガ・ロベカリティとの関係について、ピラール・ルビオは次のような一言を返した。
「ハメスがロシア人モデルと付き合っているのか?ノー。それは嘘。今ロシアにあるのはワールドカップだけです」