現在イングランドとフランスでそれぞれ活躍しているモラタとマリアーノの活躍を思い出す一方で、ゼンベマとベイルに関して討論を繰り返すマドリディスタも少なくないようだ。2017-2018シーズンここまでゴールを記録したのは11選手だが、昨シーズン14試合が終了した時点では18選手がゴールを決めている。

 他に注目するデータがあるとすれば、それは今シーズンのチームがまだヘディングでひとつもゴールを決めていないことだろう。昨シーズンのマドリードは空中戦で類まれな強さを誇り、全173得点のうち40ゴールがヘディングシュートだった。4ゴールに1つは頭で決めていたことになる。

空中戦の弱体化で懐かしまれるのはモラタの存在

 ヘディングによる40ゴールは、12人のプレーヤーによって積み上げられた数字だ。最も多く記録したのはクリスティアーノ・ロナウドとセルヒオ・ラモスの8ゴール。続いてモラタの7ゴール。そしてベイル、ベンゼマの3ゴール。さらにペペ、ヴァラン、ハメスが2ゴールを決め、アセンシオ、ナチョ、そしてルーカス・バスケスが1ゴールずつ記録している。ヘディングによる得点力は、勝利およびタイトルを手にする上で不可欠な要素だ。しかし、ジズー(ジダン)の選手たちは、現在その力を大きく失っている。

"BBC"よりも得点を決めている"ダブルM"

 昨シーズンはベンチ要員だったアルバロ・モラタとマリアーノ・ディアスは、今シーズンそれぞれの所属クラブで合計14ゴール決めている。モラタはチェルシーで7ゴール、マリアーノはリヨンで7ゴールだ。

 一方今シーズンの"BBC"は、3人合計で12ゴールしか決めていない。5試合の出場停止処分を受けたクリスティアーノは7ゴール、負傷で3試合欠場したベイルは3ゴール、同じくけがで6試合を棒に振ったベンゼマは2ゴール。1-1に終わったベルナベウでのトッテナム・ホットスパー戦のあと、ジダンは「選手にとって、ゴール不足はフラストレーションのもとになる」と語っていた。マドリードを襲う得点力不足は、これからどのように改善されるだろうか・・・。

MundoDeportivo編集部

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