執筆者
Ángel Pérez

 FCバルセロナのユムティティは、ここ数週間バルサの中で際立つ活躍を見せている選手の1人だ。素晴らしいプレーとフィジカルコンディションを見せ、新加入であるにも関わらずチームへの適応が抜群だ。

「ビッグサム」はリーガ、チャンピオンズリーグ(CL)、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のここ15試合において14試合に先発出場。唯一、1分もプレーをしなかった試合は、レアル・ベティスのホームスタジアムであるエスタディオ・ベニート・ビジャマリンでの試合だ。
 バルサはこの試合、2ゴールがエルナンデス・エルナンデス主審による判定で幻のゴールとなり、1―1で引き分けている。ユムティティは、この90分間と、リーガ22節のデポルティーボ・アラベス戦の残り24分で交代し、バルサのDF陣を率いる“ピケ隊長”(ユムティティは『ムンド・デポルティーボ』の最初のインタビューでこう定義した)と指揮を執っていない。

 絶好調のユムティティは、15試合の合計時間1350分中、1236分に出場した。リーガでここ4試合フル出場を果たしており、継続した消耗の積み重ねがさらにあるとしたら、そのデータは破壊的である。
 2月14日にアウェーで行われたCL決勝トーナメント1回戦ファーストレグ(第1戦)、パリ・サンジェルマンFC(PSG)戦のキックオフから、唯一すべての試合にフル出場している。

 ユムティティはすでに固定メンバーとなり、体力もそれについていっている。3月8日のCL決勝トーナメント第1回戦セカンドレグ(第2戦)PSG戦でも、上り調子は続くだろう。

MundoDeportivo編集部

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