この会見の数時間後、スペイン紙『Marca』は早くもピケのプロジェクトをスクープした。投稿者がスポーツ選手に限定されたSNSを立ち上げるという企画で、その名前は『Power to the Players』というそうだ。

 メディアを通して伝わる情報は歪曲したものが多い。それはピケ本人が一番良く知っていることだ。米国では同じコンセプトで始まった『The Players Tribune』が大きな成果を上げているが、ピケのアイデアはその例に習ったものだろう。

『The Players Tribune』は、元メジャーリーガーのデレク・ジーターが、2014年に引退した直後に立ち上げたサイトだ。記者のフィルタを通さずにスポーツ選手の意見を伝えることを目的にしている。アメリカでは元NBA選手コービー・ブライアントが、このサイトで引退宣言をしたことが大きな話題になった。世界的に有名なスポーツ選手が利用しており、リーガではイヴァン・ラキティッチやクリスティアーノ・ロナウドもここから情報を発信している。

 それを同じようなサイトを立ち上げようとしているピケ。「セルヒオ・ラモスと仲が悪いという報道はすべて嘘だよ。彼とは素晴らしい関係にある。これからビジネスパートナーになろうとしているくらいね」今後、彼らの"争い"を報じるメディアは減るだろうか。

MundoDeportivo編集部

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