執筆者
Roger Torello

 セメドとゴメスのうち、先発起用の可能性が高いのはリーガ第6節ジローナ戦を欠場したセメドだろう。エルネスト・バルベルデ監督はこのスポルティング戦を考慮してセメドを休ませていた。実のところ、ネルソン・セメドについては、バルサの選手として公式戦デビューするまでには時間がかかると思われていた。しかし、開幕からここまでですでに数試合に起用されている。

 代わりに、ベンチから出場の機会をうかがっているのは、アンドレ・ゴメスだ。しかしゴメスは、バルサBのGKアドリアン・オルトラとともに、新指揮官の下ではプレー時間を大幅に減らしている。

 セメドは3,000万ユーロ(約40億円)プラス出来高という移籍金でベンフィカから移籍してきた。アンドレ・ゴメスはベンフィカからバレンシアを経て2016年夏にバルサに加入している。興味深いのは、このミッドフィルダーが現スポルティングCPのジョルジェ・ジェズス監督の下でプロデビューを果たしていることだろう。

 ジェズス監督はベンフィカ時代にヨーロッパリーグ決勝に2度勝ち進んだが、チェルシー(1-2)とセビージャ(PK2-4)の前に惜しくも敗れている。この指揮官の下、アンドレは2012年から2014年の間で41試合に出場して4ゴールを記録した。ライバルであるスポルティングCPとは3度対戦し、そのすべてで勝利を収めている。

 一方、ジェズス監督がベンフィカを率いた最後の2年間、セメドはベンフィカBで過ごした。指揮官がスポルティングCPに移籍するまで、トップチームでデビューを飾ることはなかった。アンドレと異なり、スポルティングCPとの対戦成績は1勝1分け1敗とそれほど良いものではない。

MundoDeportivo編集部

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