執筆者:Oscar Zarate

 事故が起きたのは金曜日の18時55分。パラクエジョス・デ・ハラマ付近の高速道路“M-13”を走行中に、ベンゼマが運転していたアウディRS6と日産ノートが衝突。幸いなことにけが人はいなかったそうだ。

 2台の車は警察によって移動されたが、両者は事情徴収のために事後現場に残っており、ベンゼマともうひとりの運転手はアルコール検査を受けている。その結果は2人とも陰性反応だった。

 最悪なのは、この事故がベンゼマがマドリードとの契約を2021年までに更新した翌日に起きたことだろう。この元フランス代表ストライカーは、起こした交通事故に新たな1ページを増やすことになった。

 これまでベンゼマは数多くの自動車トラブルを起こしている。2009年にマドリードの高級住宅地ラ・フィンカを走行中に、住宅と道路の境目にある壁に衝突。乗っていたアウディは破損したものの、ベンゼマにけがはなかった。そのわずか数日後、レウニオン島でバケーション中だったベンゼマは、自分が運転するポルシェを友人のランボルギーニに衝突させる事故を起こした。

 2011年にはイビサ島で無謀なレースを行い罰金を支払っている。2013年にはマドリードの高速道路"M-40"を時速216kmで走行し、再び罰金が科せられた。そして2015年には免許停止中に空港付近をスピード違反で走行、マドリード市警に逮捕されている。

 この選手は自分のけがが周囲に与える影響などまったく考えていないようだ。

MundoDeportivo編集部

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