レフェリーについて質問されると、ラモスは次のようにコメントしている。「判定に不満を言うのは最低な行為だ。選手は審判に対してのリスペクトを忘れてはいけないし、同時に審判も最善を尽くさなければならない。選手と審判はお互いに余裕を持った方がいい。彼らが主役になってしまうのは、どちらにとっても良くないことだ。バルセロナにペナルティキックを与えて、我々には与えられなかったことに、何の驚きもない。我々が3点決めていれば、そんなこと考えもしなかっただろう」

 開幕から5試合で首位バルセロナとの勝ち点差は7に広がってしまった。しかし、ラモスはそこまで深刻な数字では無いと考えているようだ。「僕たちはこれまで、何度かこれ以上の差を覆してきたんだ。もう次の試合の事を考えているよ。確かにファンを心配させるような嫌なスタートを切ってしまった。ベルナベウだというのに、我々が思い描いていたものと違う結果になっている。ホームで3試合続けて勝てないことは、自分たちにとっても珍しいことだ。これからは、より警戒心を強めなければならない」

 ベルナベウでの試合については、我慢が必要だと述べた。「我慢して勝利を引き寄せなければならない。これから行われるホームゲームは、選手にとってもサポーターにとっても重要性が増すことになる。原因は得点が少ないことにある。我々は引き分けで満足できるチームではない」

 その得点の少なさについて、セビージャ出身のディフェンダーは次のように考えている。「ベティス戦ではゴールに照準が合っていなかった。得点力不足という問題からは逃げていない。これまで大量得点を生み出した試合と同じくらいチャンスを作っていたと思う。チームはベストを尽くしていたよ」

 チームの結束を信じているラモスは、次の試合にフォーカスすべきだと語った。「数名の負傷者を抱えているけど、チームには多くの偉大なメンバーが揃っている。その全員が、このチームを完成へと導くための存在だ。彼らは問題から逃げることなく、自らの責任を全うする。これまでの試合はもう終わったことだ。ページをめくり、次の試合のことを考えようじゃないか」

 レアル・マドリードには9番が不足しているのではないかという質問には、それを否定している。「結果が伴わないときは、どんなことでも簡単に話すことができる。仮にベティスを下していたなら、こんな質問はなかったはずだ。我々には優秀で完成されたメンバーがいる。これ以上の戦力は必要ないと思っているよ」

 この試合では、左太ももの裏を痛めたマルセロがルーカス・バスケスと交代した。「マルセロがプレーを続けることができなくなったため、やむを得ず行った交代だった。チームは可能な限りこの緊急事態に順応していたと思うよ。もっとベティスを苦しめたかったけど、逆に我々がベティスを恐れる展開になってしまった。選手交代?上手くいくときもあれば、悪い方に向かってしまうときもある。当然、私は誰かを交代させる立場にない。いつ、誰を交代させるかを判断するのは監督の仕事だ」

MundoDeportivo編集部

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