未成年選手との契約を理由にFIFAがバルサに制裁を科した結果、このフランス生まれのモロッコ人選手は2015年にバルサを退団して帰国、次の所属先にパリ・サンジェルマンを選択した。今回、カイス・ルイスと契約延長を行ったPSGは、クラブの公式ツイッターに、スポーツ部門幹部マクスウェル氏、下部組織を統括するスペイン系フランス人のルイス・フェルナンデス氏という、パルク・デ・プランスの英雄たちに挟まれる15歳の写真をアップした。

 フランス紙『レキップ』によると、この若きセントロカンピスタは、来年16歳を迎えたときに、クラブと正式なプロ契約を交わすという。

 カイスは、カンテラを指揮していたオスカル・エルナンデス氏によってFCバルセロナスクールに加入。その後、ベンハミン(U-10)、アレビン(U-12)へ順調にステップアップしたものの、FIFAの制裁により、母国に帰国する決断を下している。
 
 この逸材を絶対に手放したくなかったジョセップ・マリア・バルトメウ会長は、当時13歳の少年の退団を非常に惜しみ、2015年1月にラジオ『ラック1』のインタビューを受けた際も「とても大きな関心を持っている選手であり、これからもその動向を見守っていくだろう。然るべき年齢に達した際には、再びバルセロナに戻ってくることになるはずだ」と語っていた。

 しかし、その目標はPSGによって阻まれることになった。先日シェイン・クライファートを失い心を痛めたパリ・サンジェルマンは、将来有望プレーヤーが続けて流出してしまうことは避けたかったようである。

MundoDeportivo編集部

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