TV3とFCバルセロナの対立は昨年7月までさかのぼる。バルサには、年間シートを保有するソシオが観戦しない場合、その席を買い取る"Seient Lliure"という制度がある。TV3は、このシステムが適用された10試合の決済に不正が存在したことを探知すると、その一連の情報を放送した。

 その不正とは、バルサが通常のシートを"Vip Experience"という名前のプレミアムチケットに変え、販売価格を大幅に吊り上げていたことである。通常、年間シートを放棄したソシオには、販売価格から付加価値税や手数料などを差し引いた金額の50%がバックされなければいけないが、クラブはこれをソシオに知らせず、利益の配当も行っていなかった。

 この問題を指摘されたクラブは、チケット価格が上昇したのは、スタジアムへのアクセスに加え、クラブ記念館への入場券やレストランなどのその他のサービスが含まれていると反論。バルトメウ会長に"悪意があった"と報じられたことについて、ジョルディ・カルドネル副会長が裁判に訴える姿勢も見せていた。

 ユーヴェ戦の前、バルトメウ会長はクラブ公式チャンネル『バルサTV』のインタビューを受けている。契約上の問題で、一番最初に会長へインタビューを行う権利を持っているのはTV3であるため、バルサのメディア事業部はまず彼らに取材を要請したが、TV3はそれを拒否していた。

 しかし、ユーヴェ戦のあと状況に変化が訪れている。TV3が最初の対応を訂正し、会長へインタビューを行う予定があることを明らかにしたのだ。昨月7月に、クラブとカタルーニャメディアとの間に起こった衝突後、この環境の変化は非常に大きな意味あるものになるだろう。

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MundoDeportivo編集部

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