執筆者
JOAN POQUÍ

 現在のバルサは、試合よりもそのほかの話題で揺れている。指揮官はまず自身の見解を述べた。「誰もが望んだときに発言する権利を持っている。いずれにせよ、人々が我々のチームとともに試合を楽しむこと、そしてクラブが落ち着くことが重要だ。そうすればすべてが上手くいくだろう」

「試合に集中しなければいけない。いろいろなことが言われているかもしれないが、我々にとって重要なのは、ピッチで起こっていることであり、そこで勝利をつかみ取ることだ。そして、それこそが最善の解決策だろう。リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、アンドレス・イニエスタたちのプレーに全てが要約されている」

 エストレマドゥーラ州出身の監督は、この試合に話を戻した。「選手の特徴を活かし、チームが機能するように組み立てている。右サイドのデウロフェウはピッチを広く使う選手だ。左サイドのアルバは積極的に攻め上がった。アンドレスは中央とサイドの両方でプレーすることができる。そしてメッシはピッチのどの場所にいても、チームの中心となっていた」

 メッシとスアレスのコンビについては高く評価している。「メッシは9番の仕事もフォルス9(偽9番)の仕事もできる。スアレスはメッシの動きを確認しながらマークを外すことができる選手だ。彼らはお互いの位置を把握しながら、上手く連携しているよ。3ゴールを決めたレオ、試合終了のホイッスルまでゴールを追い求めたルイスに満足している。レオのハットトリックに関しては素晴らしいの一言に尽きる。常に驚かせてくれる選手だ」

 デンベレの起用については、次のように説明した。「デンベレの途中出場?選手たちの特徴とチームがどのように機能しているのかをピッチで理解させることが目的だった。思い切りのいいプレーをしていたと思う。期待しているよ。デンベレが才能に溢れた選手であると同時に、クラブ史上最高額で加入した選手であると分かっているだけに、チームの選手たちは彼を大切に扱っている」

 最大のライバルであるレアル・マドリードに勝ち点差4をつけたことについては、現段階では特に重要視していないという。「彼らより上の順位なのは良いことかもしれないが、今のところ特に重要だとは思っていない。シーズン終了時にはどうなっているか分からないからだ。しかし、彼らをリードしていることは、優勝に向けてのポジティブな一歩を意味する。とはいえ、私は自分でコントロールできることだけに集中しているよ」

 バルベルデ監督はネルソン・セメドのパフォーマンスも高く評価した。「相手に競り勝つ力強さと爆発的なスピードを併せ持っている選手だ。思い切った攻撃参加も行う。まだ完全にチームにフィットしていないが、パフォーマンスは大幅に改善されたと思う。」

 イヴァン・ラキティッチについては、その献身的なプレーを称賛している。「多くの重要な局面に絡んでいた。とても良くやっていたと思う。メッシとの連携が印象的だったね。ブスケツとともに、ディフェンス面でもチームをサポートしてくれる選手だ」

「我々にはまだまだ改善の余地が残されている。この結果に満足しているが、これからもハードワークを続けなければならない」バルベルデ監督は最後にそのように気を引き締めた。

MundoDeportivo編集部

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