執筆者
Ángel Pérez

 バルサの選手たちが練習中や試合中に装着している器具はすでに有名だが、クラブ内の他のスポーツチームが使用しているリアルトラック・システム社の"ウィム・プロ"について、今シーズンからはフットボールチームも導入することになった。

 従来の装置"GSPスポーツ"に代わるこの"ウィム・プロ"を導入することで、トップチームは選手個人のパフォーマンスを統合した数値を測定することが可能となった。選手たちはこの装置を装着し、監督やスタッフが求めるあらゆる状況におけるデータを集める。

 これまでも異なるソフトウェアを連携させることでデータを統合することは可能だったが、今回の新システム導入により、戦術面、身体面、医療面におけるデータが1度に統合され、全ての情報をスムーズに取得することが可能となった点は大きい。

 "ウィムプロ"は小さな装置に組み込まれている複数のセンサーにより、生物医学的な情報に加えてより正確な結果を手に入れることを可能にしている。

 この新システムは、まずバルサのバスケットボールチームに導入され、その後、バレーボールなど他のスポーツ部門にも伝播していった。そして今回、最後に残っていたフットボールチームへの導入が決まったというわけだ。

 なおこのシステムは、"マシア360プロジェクト"の一環として、育成部門にも導入されることになった。"マシア360プロジェクト"は、スポーツを通しての人間形成を目的とした計画で、2016年に発表されたプロジェクトである。

 このシステムが注目される点として、いくつかのアンテナと装置さえ準備することができれば、世界中のどこのグラウンドでも利用できるということである。実際、今夏のトップチームは、プレシーズンのアメリカツアーでもこのシステムを使用している。

MundoDeportivo編集部

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