執筆者
Javier Gascón

 ジェレミー・マテューのスポルティング(ポルトガル)への移籍(フリー)、そしてクリスティアン・テージョのレアル・ベティス移籍(400万ユーロ+100万ユーロ〘約5億円+約1億2,000万円〙のオプション付き)が決まってから既に1カ月以上が経過した。

 この2選手以前にも、契約満了となっていたGKジョルディ・マシップをレアル・バリャドリードに放出するなど、当初この“放出オペレーション”に関してFCバルセロナは順調な滑り出しを見せたかに思われていた。しかし、エルネスト・バルベルデ監督が求める選手数にするためには、さらに多くの“整理”が必要であるにもかかわらず、新たな放出は2億2,200万ユーロ(約290億円)の契約解除金と共にパリ・サンジェルマンに去ったネイマールただ1人。そして、はじめから指揮官の構想に含まれていなかった、ドウグラス・ペレイラ、アルダ・トゥラン、トーマス・フェルメーレン、ムニル・エル・ハダディ、そしてセルジ・サンペルらは、今もチームに留まり、トレーニングを行っている。

 ここで列記した順番は放出の可能性が高い順ということがいえる。現にドウグラスとアルダ・トゥランは、7日に行われたジョアン・ガンペール杯において、唯一出場機会をなかった。同じくフェルメーレンも欠場したとはいえ、これはまた新たなけがによるものであった。

 その中でもローン先のスポルティングから復帰し、2019年までバルサとの契約を残すブラジル人SBドウグラスは、最も退団の日が近い選手と見られている。11日ポルトガルメディア『A Bola』は、選手の代理人マルコス・カセブ氏が、10日にベンフィカのルイス・フェリペ・ヴィエイラ会長と会合を行ったと報じている。その日は、最終的な合意には達しなかったが、ローン移籍であろうと完全移籍であろうと、ベンフィカが移籍先である場合にのみ、バルサを退団するつもりであることをクラブに伝えることで意思確認がされたという。

アルダ・トゥラン

 2020年まで契約を残す中盤のトルコ人プレーヤー、アルダ・トゥランには、ガラタサライが獲得に興味を示している。だがアルダはバルセロナを離れる意思を持っていないという。
 
 同時にアルダは代表復帰を望んでいるため、母国リーグへの帰還話が加速したとしてもおかしな話ではないだろう。選手売却に向けてバルサは3,000万ユーロ(約38億円)を求めたいと考えているが、最終的には1,000万ユーロ(約12億円)に落ち着くといわれている。もしくはこのトルコのクラブが年俸を負担した上でのローン移籍になるのではないかと考えられている。

トーマス・フェルメーレン

 ベルギー人プレーヤー、トーマス・フェルメーレンは多くのけがを抱えているが移籍先候補には困っていないようだ。2019年まで契約を残しているこのセンターバックには、エヴァートンが最も心を寄せていると見られ、完全移籍での獲得か昨シーズンのローマのようなローンでの獲得を望んでいるという。

ムニル・エル・ハダディ

 2019年まで契約を保持し、2016―17シーズンはローン移籍によってバレンシアでプレーをしたムニル・エル・ハダディは、バルサが1,500万ユーロ(約19億円)で自身の売却を考えていることは既に知っているようだ。現時点ではいくつか関心を示すクラブはあるものの、いずれもその移籍金を支払うことに関しては躊躇しているという。

セルジ・サンペル

 2019年まで契約を残すカタルーニャ人セルジ・サンペルに対しては、グラナダでプレーをした昨シーズンのように、クラブは新たにローン移籍をさせることを望んでいるという。中盤という選手のポジションを考慮すると、これまで上がった選手の中では、唯一クラブに残る可能性も持っていると考えられている。

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MundoDeportivo編集部

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