レアル・マドリードがUEFAスーパー・カップを制した直後から、マドリー寄りの複数メディアが、8月13日のスーペルコパ・デ・エスパーニャ第1戦で、バルサにパシージョ(花道)を促すキャンペーンを始めた。

 だが、バルサの選手たちに、マドリーを花道で迎えるつもりは無さそうだ。昨年のスーペルコパでも、UEFAスーパーカップを制したマドリーに対して、レアル・ソシエダはパシージョを作っていない。また、バルサがUEFAスーパーカップを制した2009年、2011年、2015年のスーペルコパでも、同じように対戦相手は花道を作っていなかった。

 今回の議論は、マドリーがUEFAスーパーカップを制した直後に、バルサと戦うことから巻き起こった。2014年の同カップ戦後にアトレティコ・マドリードと試合を行う際にも、今回と同じような話題が上っている。リーガやチャンピオンズリーグで優勝したチームへのパシージョは慣例となっているが、UEFAスーパーカップ王者に対してはそうでは無い。

 しかし、前例が無いわけではない。この数年間、バルサ、マドリー、アトレティコ、セビージャがUEFAスーパーカップを制しているが、この中で一度だけ花道が作られたことがある。

 それは今から5年前、チェルシーを下してアトレティコが優勝した後のリーガ開幕試合、ラージョ・バジェカーノ戦である。このときラージョの選手たちは、アトレティコの選手たちを花道で向かえた。それまでどのチームもやっていなかったことで、しかもこの試合が行われたのがUEFAスーパーカップから15日もあとだったことから、周囲はかなり驚いていた。

MundoDeportivo編集部

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