執筆者
Francesc Aguilar

 ウスマン・デンベレの獲得交渉において、FCバルセロナはドルトムントから大きな要求を突きつけられた。BVBがこのフランス人ウィンガーに設定した移籍金は1億5,000万ユーロ(約193億円)である。バルサに言わせれば、「クレイジー」としか表現できない要求だ。

 だが、これは本当にただの「クレイジー」な要求なのか?いくつかの情報を調べた結果、ドルトムントが巨額を要求する理由のひとつを見つけることができた。ドルトムントには、デンベレ売却で得た移籍金の25%をスタッド・レンヌに支払わなければいけないという契約があるのだ。スタッド・レンヌは、デンベレが2016年まで所属していたクラブである。

 例えばドルトムントがデンベレを1億ユーロ(約128億円)で売却したとする。その場合、彼らはスタッド・レンヌに2,500万ユーロ(約32億円)を渡さなければいけない。その結果、自分たちの懐に入る金額は7,500万ユーロ(約96億円)だ。

つまり、もしドルトムントが1億ユーロを受け取りたいのなら、少なくとも1億3,000万ユーロ(約167億円)を提示しなければいけないという計算になる。

デンベレはアスルグラナのユニフォームを着ることを願っているが、ドルトムントとの契約内容がその障害となっている。ドルトムントがその要求額を引き下げるには、デンベレからドルトムントに働きかけ・・・端的にいうと「プレッシャー」が必要だ。バルサはそれに期待している。

MundoDeportivo編集部

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