執筆者
Fernando Polo
Gabriel Sans
 
 フェリペ・コウチーニョ獲得を確実なものとするため、7日から本格的に交渉作業を加速させるFCバルセロナ。2週間前のロンドンでの会合で、既に選手本人の“イエス”は得られている今、交渉の焦点は移籍金の金額に絞られている。

 バルサ側が最初に提示した7,000万ユーロにオプションを加えた内容を拒否し、1億ユーロという条件を強く求めてたリヴァプールだが、その後アンドレ・ゴメスを含める条件を提案しているという。最終的にはこれが重要なポイントになるかもしれない。

 一方のリヴァプールは、コウチーニョを手放す可能性を現実として受け入れつつあるという。ユルゲン・クロップ監督は、その状況を避けようとしているが、頭ではそれが決して勝てないゲームであることも理解していおり、アンドレ・ゴメスを手駒に加えることに関してはポジティブに考えているという。

 アンドレ・ゴメスに関しては、エルネスト・バルベルデ監督やロベルト・フェルナンデス・スポーツディレクターも、非常に使い勝手が良く、中盤で確実に計算ができる選手だと評価している。2年目となる今シーズンは、大きな飛躍を遂げることを確信しているようだ。特に指揮官は、このポルトガル人選手の潜在能力に注目しており、その実力の全てを引き出したいと考えている。

 しかし、クラブの情報筋が『ムンド・デポルティーボ』に明かした話によると、リヴァプールがアンドレ・ゴメスを問い合わせてくる可能性は高く、もしそれが事実に成れば、バルサは決断を下さなければいけないことを理解しているという。もちろん、これを断る選択肢もあるが、例えばラフィーニャのような代替案を提示する可能性もある。これ以外だと、あと残されているのは金銭面での交渉だけだ。

フェルナンデスSDとサンレイ氏
 
 この交渉の迅速化を図るため、ロベルト・フェルナンデスSDと、フットボール部門の責任者を務めるラウル・サンレイ氏の2人の幹部が、再びロンドンに足を運ぶ用意があるという。リヴァプール首脳陣の予定次第で、8日(火)か9日(水)になるとみられている。交渉の席がロンドンになるのは、コウチーニョの代理人ジュリアーノ・ベルトルッチ氏が滞在しているからだ。ベルトルッチ氏は、同じくバルサが獲得リストに含んでいるパウリーニョの代理人でもあり、いろいろな交渉のカギを握っている。

 バルサはコウチーニョをクラブの中心選手になると考えており、高年俸に加え2022年までの5年契約を提示している。レアル・マドリードと戦う13日と16日のスーペルコパ・デ・エスパーニャまでに獲得し、少しでも出場機会を与えるのが目標だ。リヴァプールが、17歳の若き左ウイング、ベン・ウッドバーンに熱狂し始めた今、その可能性も十分あると言えるかもしれない。

MundoDeportivo編集部

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