この試合、ピッチコンディションが悪く、また両チームはベストコンディションではなかった。だが、今季から1部に昇格した両チームはこれからの行方を占う上で直接的なライバル関係ともいえる。

 ヘタフェのホセ・ボルダラス監督はテストマッチということを気にせず、強度の高いハイプレスを軸にしたスタイルを貫く指揮官だ。ヘタフェはボールの出所に対してハイプレスをかけ、ジローナの自由を奪おうと試みる。それが上手くいかないときには陣形を整えて、我慢強く組織として守備をするというスタイルを披露した。このスタイルを象徴する場面はジローナMFアダイ・ベニテスの芸術的なループシュートをわずか数センチのところで阻止したシーンだった。前半終了間際に2度の決定的場面を迎えたヘタフェだが、ジローナも堅実な守備を見せる。

 後半はヘタフェがより前掛かりな姿勢を見せ、対するジローナはそれをひたすら凌いでいた。後半15分が過ぎたころ、ジローナのパブロ・マチン監督はピッチ上の選手をほぼ総入れ替え。より長くボールを保持することができ、チャンスもつくり出すことに成功する。

 だが先制したのはヘタフェだった。後半も中盤に差し掛かろうとしていたとき、柴崎が相手ディフェンダーからボールを奪い、GKゴルカ・イライソスの守るゴールネットを揺らす。この柴崎のゴールが決勝点となった。

 ジローナにとってはプレシーズン2敗目となったが、リーガ開幕まであと2試合(レウス・デポルティウ戦とマンチェスター・シティ戦)を控えている。チームは楽観的な姿勢であり、良い収穫があったとこの試合を振り返った。




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MundoDeportivo編集部

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