バルベルデ監督は後半からS・ロベルトをセルヒオ・ブスケツ、カルレス・アレニャとともに投入した。
昨シーズンはバルサ史上トップクラスのサイドバックとも呼ばれたダニエウ・アウヴェスの代役として起用されたS・ロベルト。今回、ひさびさに本来のポジションでプレーでき、S・ロベルトは嬉しかったにちがいない。左サイドハーフで起用されたが、流れの中ではより慣れている右サイドでプレーするシーンも見られた。
さらに、ためらうことなくペナルティーエリア外からシュートを放つ積極的な攻撃参加は、バルサにとっても非常に貴重な戦力であることをアピールとなっただろう。
バルベルデ監督からは高評価
試合後バルベルデ監督は「彼を人格者としても我々は高く評価している。今は再びピッチ中盤でのプレーに戻りつつあるが、さまざまなポジションでプレーをすることができるユーティリティーな能力は、チームにとってポジティブなものだ」とS・ロベルトのプレーを高く評価。
同時に「プレシーズン中に我々は他のポジションでも彼のプレーも確認するつもりだ」と現時点で特定のポジションに固定するつもりはないとしている。