「バルサとマテューはこの程、契約を解除することで合意に至った。これをもって同選手はバルサの一員ではなくなると同時に、近日中にスポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガルと契約を結ぶ予定となっている。

 マテューは2014年夏にバルサに入団して以来、ルイス・エンリケ監督の下で過ごした3シーズンで91試合に出場し4ゴールを記録。コパ・デル・レイ(国王杯)3回、リーガ2回、チャンピオンズリーグ1回、FIFAクラブワールドカップ1回、UEFAスーパーカップ1回、スーペルコパ・デ・エスパーニャ1回の合計9個のタイトルを獲得した。

バルサは、マテューの新天地での活躍を心から祈っている」

6000万ユーロ(約78億円)の違約金!

 スポルティングCPもマテューの加入を発表。2シーズンの契約で、違約金は6000万ユーロに設定されていることを明かした。現在のマテューにつけられた市場価値を考えると6000万ユーロの違約金は極度に高い設定ではあるものの、それもスポルティングCPの同選手に対する評価の高さ、そして期待の表れといえるだろう。

 なお弊紙は、バルサの許可を得てマテューがスポルティングCPに練習参加していたこと、そして同クラブへの移籍が濃厚であることをすでに報じていた。


MundoDeportivo編集部

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