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EDU POLO

 23歳以下の選手が他のクラブに移籍する際、元所属クラブは12歳から21歳までの在籍年数に応じた育成補償金を請求することができるが、これは始めてプロ契約をする場合に限る。そのためバルサはエヴァートンからこの育成補償金を受け取ることはできないのだ。
 
 しかし2017年7月3日、サンドロがマラガからエヴァートンFCへ移籍するこのタイミングで、バルサには当時生まれなかった収入が発生する。

 それは連帯貢献金である。移籍金の5パーセントを、選手が12歳から23歳の間に育成にかかわったクラブで分配するシステムだ。今回、サンドロのエヴァートンへの移籍金は600万ユーロ(約7億6,000万円)。この5パーセントにあたる30万ユーロ(約3,800万円)が連帯貢献金になる。

 サンドロは14歳から20歳までバルサに所属していたため、この30万ユーロの60パーセント=18万ユーロ(約2,300万円)がバルサに支払われる予定だ。

 (以下、日本語編集部補足)

 この連帯貢献金はJリーグ間の移籍では発生しないが、Jリーグから海外クラブに移籍した際には発生する。例を挙げると、レスター・シティに移籍した岡崎慎司の場合、中学時代を過ごした宝塚ジュニアFC、滝川第二高校、清水エスパルスの3チームがこの対象である。

 香川真司がドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した際には、15歳まで所属した街クラブFCみやぎバルセロナ、21歳まで所属したセレッソ大阪、ドルトムントにも23歳まで所属していたので、同じく3チームへの支払いが発生した。

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MundoDeportivo編集部

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